大丈夫な日記

41で事実婚、42と43で出産、なんとかフルタイム勤務中。

おいしいりんごの見分け方

実家に来ております。

最近、おいしいみかんの見分け方を

テレビで2回ほど見ました。

が、りんごはあまり聞かないので、

専門家の母に改めて訊いてみました。

 

(私も実家の手伝い歴が長いので

りんごを見ればある程度分かるものの

母ほどではありませぬ‥)

 

まず、りんごのお尻が黄色っぽいもの。

これぞ完熟の証拠です。

全体の見た目の真っ赤に惑わされませんよう。

(これについては後述します)

 

それから、手にとった時に重い感じのもの。

たとえ小さくとも、

ずしりと詰まってる感じが大事です。

軽いものは日にちが経っていて

水分が抜けていたりします。

 

それから、表面がざらざらしてるもの。

ツルツルは避けたほうが無難です。

 

りんごは、品種改良を

繰り返されて作られています。

真っ赤なりんごはやっぱり売れるので、

たとえ完熟してなくても

パァーッと赤くなるように、

表面がツルツルするように、

最近のりんごはそうなってきています。

(着色系りんご、

略して着系(ちゃっけい)と農家は呼びます)

 

そして農家も

どんどんそういう木に変更してきています。 

同じふじ、でも、昔と今とでは

実は苗木が違うのです。

 

でも、そういった最近のりんごは

やっぱり味がイマイチです。

(売れるから農家もそういう木に

替えてしまうわけですが)

真っ赤な実になる代わりに

味を犠牲にしているとでも言えましょう。

 

その点、昔のりんごはやはり美味しいのです。

糖度がより高く、

身もシャッキリしている。ぜんぜん違います。

でも色付きはイマイチ。真っ赤じゃない。

表面もざらざらしています。

 

買うならこの、昔からあるほうのりんごです。

農家も一度には木を替えられないので

新しい着色系と、昔ながらのりんごの

両方を作っているところが多いです。

出荷の時にはもう混じってしまうので、

お店でももちろん混じりっぱなしです。

 

見分け方はちょっと難しいですが、

(農家はもちろん見れば分かります)

表面がざらざらしてるものは

割と昔ながらのりんごであることが多いです。

 

りんごが美味しいのもあとわずか。

(春以降にお店にあるものは、

それまで冷蔵保存されていたりんごです。

どうしても味は落ちます)

柑橘系も大好きですが、

コタツで食べるつめたーいりんごも

大好きな私です。

毎年美味しいりんごを

育ててくれてありがとう、母。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「蜜入りりんご」の真実

ショッキング?なタイトルですが、

おそらく世間の99%の人が知らないことを

りんご農家の娘として書いてみます。

 

ちまたでは「蜜入り」りんごは美味しいと

言われていますが、

そもそも、あの蜜(りんご、特にふじに

多く現れる、種の周りが透けたような色に

なる現象)と、りんご自体の糖度は、

全く関係ありません。

 

じゃあ何?と言うと、

あれは、単なる「完熟のサイン」です。

ましてや、蜜の部分は

ぜんぜん甘くありません。

(じっくり味わってみてください〜)

 

つまり、

もともと100のポテンシャル(可能性)を

持っている

美味しく育てられたりんごは、

蜜入りになると(完熟すると)

100の味がしますが、

蜜入り前でも(完熟前でも)

90の味はする。

 

一方、70のポテンシャルしかないりんごは、

たとえ、蜜入りになっても(完熟しても)

70の味しかしないわけです。

 

世間にはこれを逆手に取って

「蜜入りふじ!最高の味!」などと銘打ち、

高価なりんごを売っている

あくどい方もおいでです。

でも、高いお金を払って買ったそれは

70の味しかしなかったりする。

が、蜜も入っているし、美味しいような

気がしちゃうわけです。

 

ちなみに、完熟したりんごも

今ごろになると

だんだん、蜜が消えてきます。

(見た目に見えなくなります)

農家の娘としては、寂しいような、

でも春がちょっぴり近づいてきたような、

ビミョーな気持ちがします。

 

そんなこんなで、

今回は趣向を変えて

豆知識?として、

蜜入りりんごの話を書いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもの絵

先日、ひょんなことから、

長年の自分の野望?を

思い出しました。

 

話はデンマークに貧乏一人旅を

した時に遡ります。

確か20代も終わりの頃です。

 

たまたま泊まった所の1つは

母娘の暮らす集合住宅の一室でした。

(余った部屋の一室を安価で

旅人に貸すというシステムは

ヨーロッパによくあります。

お風呂もトイレもお借りして使います)

 

さすが北欧、

家の中は見事なまでに

スッキリして余分なものがなく、

アクセント程度にそれはそれは

オシャレなものがひとつ、ふたつ飾ってある。

 

許しを得て、デンマークのどこよりも写真を

撮りまくりました。

この写真、いま見ても本当にカッコいい。

 

そのお宅の居間には、ひとつだけ

現代美術?のような

大きめの絵が

額装されて壁に掛けられていました。

 

「これは娘が7歳の頃の絵よ、

娘も私もお気に入りでねー」とお母さんは

嬉しそうにお話しされました。

(娘さんはその時確か15歳。

ちなみにお母さんは離婚後、中国に留学して

鍼を学んだとかで、ご自宅で

鍼治療をされて生計を立てておられ、

私も東洋医学好きなので、

つたない英語でたくさん話した記憶が

あります。楽しかったなあ〜)

 

大きくなった15歳の娘さんが

もう描けないだろう

その不思議に美しい絵が

とてもステキで、

私にも子どもが産まれたら

絵を描いてもらって、

家に飾ろう!とその時強く思いました。

 

そしてそのまま何となく忘れ、早10数年。

 

‥そのことを先日、ふっと思い出したのです。

お、今は、

すぐ近くに赤子がいるではないか!!

 

とはいえ、まだ絵は描けそうにないので

(ペンなんて持たせたら

口を色だらけにしながら

かじりつくこと必至です。

食べものじゃないのよ、赤子くん‥)

もうちょっと待とうかな。

 

大きくなり過ぎて

常識的な絵を描く前に

子どものうちしか描けない

不思議にステキな絵を描いてもらおう。

それを飾って大事にしよう〜^ ^

 

それまで、もうしばらく辛抱です。

今度は、忘れないようにしないとなぁ‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビクトリアスポンジケーキ

出産前にときどき行っていたカフェに

ビクトリアスポンジケーキを食べに

久しぶりにお邪魔しました。

 

コーヒーより紅茶党の私、

紅茶にいちばん合うのが

日本ではあまり知られてない

このケーキだと思っています。

 

バターが効いたどっしりしたスポンジケーキ

横に二等分にスライスし、

間にラズベリージャムを挟んだだけの

見た目は超・地味なケーキですが

(デコレーションもこの上に

せいぜい粉砂糖をかけるくらいです)、

 

これを一口いただいて

口に広がったバターと小麦粉の風味、

そして砂糖の甘さを

次に紅茶で流す‥と、止まらなくなります。

なんでも、多くのイギリス人の大好物だとか。

そしてビクトリア女王のお気に入りでも

あったために、

この名前がついたようです。

(私はイギリスに明るかった

理研究家・大原照子さんの本で

たまたま存在を知りました)

 

見た目の地味さと、知名度の低さで

滅多に日本ではお目にかかりませんが、

見つけたらつい食べて、あるいは

買ってしまうビクトリアスポンジケーキ。

もっと普及するといいのになー。

 

紅茶好きの皆さん、

そして甘いもの好きな皆さん、

機会がありましたら

ぜひぜひ、お試しください^ ^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豆腐がいっぱい

実家の母は、農閑期になると

豆腐を大量に作ります。

先日、私もたくさんおすそ分けを

いただいてきました。

 

冷蔵庫に入りきらないので

バケツに入れたまま

玄関(寒い!)に置いてます。

あれ、何?と言いながら

帰ってきたパートナーには

うなぎ☆と申しました。

(見え透いたウソを‥)

 

はて、豆腐は一週間くらいで食べないとなあ‥

 

豆腐は好きですが、

赤子がいるため、手数の多いもの

(揚げ出し豆腐とか炒り豆腐とか

がんもどきとか)は作れない。

結局、湯豆腐定食、豆腐の味噌汁付きを

2日続けました。

レンジでチンして

赤子にもばんばん食べさせます。

 

あと、手抜きですが

寒い時期に私が好きなのは温奴。

これまたレンジで軽くチンして

出た水を捨て、

ネギやおろし生姜と、お醤油で

いただきます。

もともとの豆腐が美味しいと

これでもう十分。

この時のお醤油は濃口よりも

薄口が好きです。

(濃口はうまみが強いので

豆腐の味とケンカしてしまう気がして‥

薄口のほうが塩分は強いですが

豆腐を引き立てます)

 

そんなこんなで数日。

ようやく今夜、バケツが空になりそうです。

 

最後は麻婆豆腐か

豆腐のうま煮か‥

昼寝した赤子を眺めながら

思案中です。

あ、でも赤子くん、

もう一食は豆腐だよ。

(またか!と怒ってそうですが‥

すまぬ、赤子くん)

 

 

 

 

 

 

生後11ヶ月

赤子が産まれて11ヶ月経ちました。

恐ろしいことに

上下8本の歯が生え、

日夜、興味のあるものを

噛み倒しています。

絵本はスルメじゃないと

かーさんは思うんだけどなー。

 

そして最近、興味あるものを

指差すようになりました。

そしてアウッ、アウッと

イルカのような声も出します。

取ってくれと言わんばかり。

 

赤子の手の届かないものは

取ってやったりもしますが、

違うものをあげるとブーイング。

本意のものをあげると、

この上なく嬉しそうな顔をします。

ハンドクリーム(いただきもの)のチューブや

ミニ孫の手(をおもちゃにしてます)で

嬉しそうだなんて

安上がりでよいムスメさんです。

このまま大きくなっておくれ。

 

そして、つたい歩きにも慣れ、

時々手を離し始めました。

そろそろ歩くかな‥

歩き始めはいきなりびたーん!と

倒れたりするらしいので、

目を離せなくなるらしく、

‥その自信(目を離さない自信)がない私、

今からドキドキしております。

いやー。

 

そんなこんなで11ヶ月。

外は大雪です。

今日は赤子くんと引きこもりだなあ‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小室哲哉さん不倫報道に思うこと

皆さんの意見がさまざまな中、

書きづらい話題だなあと思いつつ、

どうしても一言言わずにはおられません‥。

 

今回の報道は、今までの不倫ものと違い

著名人の反発が相次いでいます。

(テレビだと分かりづらいですが

ネットではいろいろ見ることができますね)

 

その理由はさまざまで

公人でない一私人の彼に

人前であそこまで言わせる必要があるのかとか

(奥さまの病状や、自分の状態など)、

 

そもそも、当事者とごく周囲の人だけが

納得すればよいことを、

他人に言う必要があるのかとか。

(フランスの友人は、日本はなんで

こんなに著名人の不倫ゴシップが多いの?と

言っていました。

彼女曰く、愛情は個人的なものだから

人前にさらすこと自体がナンセンスだし

他人のそれに異常な関心を持つことも

理解できない、とのこと)

 

以前、乙武さんの不倫報道の時、

ひょっとしたら、奥さまは

全てを知っていて、

それでも2人は夫婦でいるバランスを

保っているのかも知れないなあと

私は思いました。

 

夫婦の形はそれぞれです。

他人がとやかく言うことではありません。

 

結局、あの報道がされたことによって、

ご夫婦は離婚されてしまいました。

報道がなければ、2人なりの形を

保っていたかも知れないのに。

 

今回もそうです。

小室さんは、たぶん、お相手の方が

いることによって、

心身の、いろんなことのバランスを

保っていたのだと思います。

結婚生活そのものも

ひょっとしたら、そのおかげで

バランスを保っていたのかも知れません。

 

もともと才気ある彼が

ぐっと年下の奥さまの介護(つまりは

おそらく自分の生涯と同じくらいの

長さになるだろう介護)に

疲れていただろうこと、容易に想像できます。

 

その関係が、一連の報道で壊れ

乙武さんの時を思い出すと

いつか離婚などということにならねば

よいですが)、

さらに、話さなくてよいこと(奥さまの

症状など)まで人前で話すハメになり、

あげくのはてには引退という話にまでなった。

 

‥ちょっと待て。

これって、

報道側に問題はないのかなあ?

 

倫理的な正義(不倫は刑法上の

犯罪ではありません)だけで、

ここまで一私人の人生を

狂わせていいのかなあ?

訴訟ざたにしたら、報道側は

負けるんじゃないかなあ?

 

‥そんなことを思いながら

報道を見ていた私です。

 

きっと多くの人が

今回は違和感を覚えたのではないかなあ?

 

まあ、考え方はいろいろありますが、

少なくとも、

他人の考え方や生き方には

寛容でいたいなあと思う私です。

事情を聞かずに

いきなり白黒つけるのは

好きじゃない。

(最近の、一億総裁判官化、という

世相は好きではありません。

人生、白か黒かでなく

グレーなことがたくさんです。

絶対どちらか、ということは

意外と少ないものです)

 

小室さんの新たな人生が

よいものでありますように

心から祈ります。