溝口食堂さんが取り上げられていました。
24時間経営のその食堂に、夜の9時から
明け方まで立っておられるのが、経営者の
溝口美佐子さん。
くりくりした目が印象的な、91歳です!
ちょっと観てやめるはずが
あまりに面白く、つい全部観てしまいました。
商店街ちかくの一角にある食堂は、
ふつうの食事メニューのほか、ビールや焼酎、
パック詰めにしたお惣菜やグリンピースご飯も売られていて、
お酒とお惣菜でちょっと一杯やることもできます。
「実家の食堂を手伝うために
結婚もしなかった」という美佐子さんのもとには
いろんな方が訪れ、話をされていて、
そのさまはまさしく「家庭でも職場でもない
第三の居場所」、サードプレイスでした。
サードプレイスは、近年、心身の健康に有用な
ひとつの考え方とされています。
居酒屋も喫茶店も、昔の「井戸端会議」も、
育児でちょっと逃げ込める実家も?、
はたまた趣味の集まりやサークルも
サードプレイス、と定義できるようです。
(あのスタバも、「サードプレイス的な
居心地」を狙って設計されているようです)
肩書や社会的地位を忘れて
ほっとできる場所って、大事なのかもしれません。
佐世保に行ったら、私も
美佐子さんのところにお邪魔したい‥。