東日本大震災から、6年になりました。
あの日、職場で上司がつけたテレビに、
津波で流されていく町が映し出されたのを
つい昨日のように覚えています。
私が、大学時代に付き合っていた人は、
阪神大震災で実家が被災しました。
帰省時に、なじみの三ノ宮(神戸)が
ズタズタになっているのを見て
生きた心地もしなかったと
よく言っていました。
その彼が、年が経つごとに、
震災報道が減っていくことを
作る側も、しょせん、人ごとやねん、と
つぶやいていたことを思い出します。
確かに、年々、阪神大震災も、
東日本大震災も、報道は減っています。
それは復興が進んでいるからなのか、
ほかにニュースがあるからなのか、
それともスポンサーが付かないからなのかは
分からないけれど、
でも、亡くなった人にとって、遺族にとって、
ひとつの供養のあり方が、この災害から、
何かを学んでもらうことだとしたら、
報道のチカラって、とても大きいのだから、
もう少し、何かできるのではないか。
そんな気もするのです。
産後、久しぶりに外に出ました。
しばらくこもっているうちに、
だいぶ春っぽくなっていて、びっくり。
明日からまた、散歩に出ようと思います。