大丈夫な日記

41で事実婚、42と43で出産、なんとかフルタイム勤務中。

少子化と、しまじろう

たぶんキッズには日本でいちばん有名なトラ、

(ネコ?)

それは某社のしまじろう君。

私のイトコの子も、甥っ子も、

友人の子何人かも、

このしまじろう君にお世話になっていた、

つまり、こどもちゃれんじを

やっていた(やっている)ようです。

 

こどもちゃれんじは、

学年が上がると

進研ゼミという名前に変わります。

高校時代の親友はそれ一本で

京大に入りました。

 

それはさておき、

私が思うのは、

ベネッセ(しまじろう君の会社です)は

少子化対策を間違えなかったんだなあーと

いうこと。

 

赤ちゃんが生まれるとまもなく

どこからか

しまじろう君のダイレクトメールは

やってきます。

(電話すれば差し止めてもらうことも

できます)

 

生後一年以内から

こどもちゃれんじの赤子版が

始められるようになっているのです。

 

これは延々と続けることができ、

高校3年、つまり

ほぼ18年間、進研ゼミの最後まで

顧客でいることができます。

 

このシステムって、

すごいなあ!

言い換えると、18年間、止めない限り、

しまじろう君の会社に

コンスタントにお金が落ちるように

なっているのです。

 

幼児のうちは教材に

DVDもよく付いてくるので

子どもにそれを見せ、

夢中にさせておいて、そのあいだ、

おかーさん(おとーさん)は

家事に集中することもできます。

 

さらに、しまじろう君は

アニメになり、テレビでも放映されているし、

着ぐるみになって、

全国でファミリーコンサートを

展開してもいる。

すばらしいメディアミックスです。

こうして、親子ともどもを

トリコにしているわけです。

すごいなあー。

 

前回書いた、学研が

戦略を誤ったというのは、そこ。

 

少子化は理由にならないのです。

ベネッセのように、あの手この手で

戦略を練って、親子を取り込んでいたら、

今ごろ、まだ学習と科学は

続いていたんだなあーと思うと

いちファンとして、

私は残念でならないのです。

 

アタマを使うって

大事ですね。