大丈夫な日記

41で事実婚、42と43で出産、なんとかフルタイム勤務中。

小室哲哉さん不倫報道に思うこと

皆さんの意見がさまざまな中、

書きづらい話題だなあと思いつつ、

どうしても一言言わずにはおられません‥。

 

今回の報道は、今までの不倫ものと違い

著名人の反発が相次いでいます。

(テレビだと分かりづらいですが

ネットではいろいろ見ることができますね)

 

その理由はさまざまで

公人でない一私人の彼に

人前であそこまで言わせる必要があるのかとか

(奥さまの病状や、自分の状態など)、

 

そもそも、当事者とごく周囲の人だけが

納得すればよいことを、

他人に言う必要があるのかとか。

(フランスの友人は、日本はなんで

こんなに著名人の不倫ゴシップが多いの?と

言っていました。

彼女曰く、愛情は個人的なものだから

人前にさらすこと自体がナンセンスだし

他人のそれに異常な関心を持つことも

理解できない、とのこと)

 

以前、乙武さんの不倫報道の時、

ひょっとしたら、奥さまは

全てを知っていて、

それでも2人は夫婦でいるバランスを

保っているのかも知れないなあと

私は思いました。

 

夫婦の形はそれぞれです。

他人がとやかく言うことではありません。

 

結局、あの報道がされたことによって、

ご夫婦は離婚されてしまいました。

報道がなければ、2人なりの形を

保っていたかも知れないのに。

 

今回もそうです。

小室さんは、たぶん、お相手の方が

いることによって、

心身の、いろんなことのバランスを

保っていたのだと思います。

結婚生活そのものも

ひょっとしたら、そのおかげで

バランスを保っていたのかも知れません。

 

もともと才気ある彼が

ぐっと年下の奥さまの介護(つまりは

おそらく自分の生涯と同じくらいの

長さになるだろう介護)に

疲れていただろうこと、容易に想像できます。

 

その関係が、一連の報道で壊れ

乙武さんの時を思い出すと

いつか離婚などということにならねば

よいですが)、

さらに、話さなくてよいこと(奥さまの

症状など)まで人前で話すハメになり、

あげくのはてには引退という話にまでなった。

 

‥ちょっと待て。

これって、

報道側に問題はないのかなあ?

 

倫理的な正義(不倫は刑法上の

犯罪ではありません)だけで、

ここまで一私人の人生を

狂わせていいのかなあ?

訴訟ざたにしたら、報道側は

負けるんじゃないかなあ?

 

‥そんなことを思いながら

報道を見ていた私です。

 

きっと多くの人が

今回は違和感を覚えたのではないかなあ?

 

まあ、考え方はいろいろありますが、

少なくとも、

他人の考え方や生き方には

寛容でいたいなあと思う私です。

事情を聞かずに

いきなり白黒つけるのは

好きじゃない。

(最近の、一億総裁判官化、という

世相は好きではありません。

人生、白か黒かでなく

グレーなことがたくさんです。

絶対どちらか、ということは

意外と少ないものです)

 

小室さんの新たな人生が

よいものでありますように

心から祈ります。