大丈夫な日記

41で事実婚、42と43で出産、なんとかフルタイム勤務中。

日大アメフト危険タックル問題の会見

が、世間を賑わせています。

まだ真相解明が進行中のことについて

部外者が書くのもヤボですが、

でも2、3思ったことを。

 

まず、謙虚さを持たない指導者は

危険だなあとつくづく思いました。

井の中のバカでかい蛙、というか。

 

そんな人に子どもを預ける親御さんも

イヤだろうなあ。

なんでもいいから勝てばいい、

そうとだけ思って

子どもを預ける人は

少ないはずです。

 

そして私、一時期ピアノの道を選ぼうかとも

考えていたので、

(音大には進みませんでしたが

著名な方の公開レッスンに出してもらったり

それなりにその世界を垣間見ました)

あー、芸術の世界と

スポーツの世界は

似たところがあるなあと

感じました。

自分の指導者は絶対で、

批判など決して許されないこと。

(書道を長らくやっていた友人も

同じことを言っていました)

 

そして、加害者の学生が

どれだけ今回の問題で傷ついたか

心が痛みました。

きっと、大学入学時、アメフトは

彼の大きなアイデンティティだったはずです。

でも今、この先何を目指していけばいいのか

心が空っぽになっていることでしょう。

 

怖いのは、そのアイデンティティ

大きく失うことになった、今回の原因が

100パーセント、

彼のせいではなく、

そのほとんど(割合は分かりませんが)が

自分の保身しか考えていない、

大人によってもたらされたこと。

そんな人は教育者ではありません。

 

多くの人が思っているように

彼がどうか傷つき過ぎずに

いい方向に向かっていってくれることを

心から願います。

(しかし、社会人経験もないハタチそこそこで

あれだけの人を前にしての立派な会見ぶり、

私は凄いなあと思いました)

 

余談ですが、

最近はよく、明らかに正しくないことを

俺は間違ってない!とずっと言い張った大人が

勝ちを見るという場面が多い気がして、

なんだかなあ、と感じます。

子どもの教育上、

良くないんじゃないかな、それ。

 

加害者の学生さんが、

そんな大人に人生を

潰されることが

ありませんよう。

 

まとまりませんが、

そんな気持ちです。