さて、慣れ親しんだ名字を変えるのが
嫌だったと書きましたが、
嫌以外にも理由があります。
結婚すると多くの人が出すだろう
配偶者と連名になっている年賀状。
その多くは、
当たり前のように、まず夫の名字、
名前があり、
その次に妻の名前だけがあります。
これが私、あんまり好きでない。
たとえば、名字を変えた妻のほうが
友人だったとすると、
今まで一人の氏名で年賀状を
くれていた友人が、
急に「二人でひとり」になったみたいで。
(感覚の問題なので
気にしない人がほとんどなのでしょうが)
小さな頃から男女平等の教育を受けてきて、
自力で大学にも入り、就職し、
いろんな思いをしながら働いてきたのに、
あっさり「二人でひとり」みたいになるのは
私自身は、抵抗がありました。
そして、私が影響を受けてきた人には、
シングルマザーを貫いてきた人がいます。
今は政治家をされている福島瑞穂さん。
(私が学生の時、
著書を読んだ頃はまだ弁護士さんでした)
エッセイストの山本ふみこさん。
(新聞の連載をきっかけに
田中さんの東洋医学の本を買いました。
鍼灸院に通ったり、自分でお灸を
したりもする私です)
それから、作家のよしもとばななさん。
書ききれませんが、
まだまだ大勢おいでです。
皆さん、第一線で活躍されて、
とても生き生きされている。
名字を変えることなく、
自分らしくいられるのであれば、
そのほうがいいなあと
私も(結婚願望はありませんでしたが)
そう思うようになりました。
赤子が寝たスキに書いているので
まとまらなくてごめんなさい。
このテーマ、
まだもうちょっと書くかも知れません。