大丈夫な日記

41で事実婚、42と43で出産、なんとかフルタイム勤務中。

あんずジャムを煮る

住んでいるアパートからクルマで40分ほどの

あんずの産地にある直売所に、

今年も赤子と出かけてきました。

 

産地ならではの生食用をまずは買い、

(やや酸味控えめ、甘さ強めの

生食用の品種があるのです^ ^)

 

それとは別に

加工用というものも合わせてお買い上げ。

こちらは逆に酸味がやや強めですが、

そのぶん、ジャムやシロップ煮にすると

あんずならではの美味しさが

際立ちます。

 

ちょうど産院の定期検診で

実家に帰ったので

(一歳かそこらの赤子は病院で

静かに待つなんて不可能なので、

母に預かってもらい通院しています)、

実家に置いてある、ほぼジャム専用の

ほうろうの小鍋で

あんず1キロ分をジャムにしました。

 

あんずを半分に割ってタネを出し、

重さの4割のお砂糖を足して、

しばらく置いて水分が出てきたところで

中火くらいで火を入れます。

途中で二度ほどアクすくい。

 

煮詰めすぎると、冷めた時に

固くなりすぎるので、

まだまだゆるいかな?くらいで火を止めます。

これで終わり。

とっても簡単です。

 

以前にジャム作りに凝っていた時は

これを瓶詰めしたりもしましたが、

いかんせん、殺菌がめんどいので、

私はできたジャムを

小さなジップロックに小分けにして

冷凍してしまいます。

 

なんと、冷凍しても糖分が多いので

ジャムは固まりません。

食べるぶんだけ、スプーンですくうだけです。

なんてラクなんだろうー。

 

ちなみに、同じ方法は

もちろん市販のジャムにも使えるので、

大きいジャムを開封した時は

半分だけジップロックに入れ、

冷凍したりもします。

久しぶりにフタを開けたら

あらあらカビだらけ‥ということもなく、

美味しいジャムが最後まで楽しめます。

 

さて、しばらくはパンのお供に、

ヨーグルトのお供に、

楽しみが増えました。

あ、炭酸水で割ってあんずソーダにしても

なかなか美味です。

この時期の贅沢です。

 

ふだん、あまり甘いものは

食べない私ですが

(オヤツはせんべいとナッツという

渋さでございます)

これは、赤子の寝ている間の

ちいさな楽しみです^ ^

 

 

 

 

 

 

事実婚を選んだワケ(その5)

私は昔から

結婚するならば

対等な関係でいられる人がいいと

思っていました。

 

経済的にも精神的にも自立した同士で

結婚できればいいなあーと。

(あくまで私の考え方です。

あと、病気とか失業とか

人生には思いもかけないことが

あるので、

その点、対等でいられなくなる場合も

もちろん起こり得ると思います)

 

名字をそのまま、っていうのは

対等の第一歩な気がしたのです。

ちなみにパートナーは

自分が名字を変えてもいいと

一度だけ言いましたが、

本心からではないと分かっていたので

お断りしました。

ふたりとも変えない、で

いいんじゃないかなあー、って。

 

そうそう、いったん婚姻届を出して

どちらかの名字にした後に、

また別姓にするには

現行民法下だと

離婚届を出さないといけません。

 

その点、事実婚

どうしても名字を同じくしたければ

婚姻届を出すだけです。

つまり、気持ち的なハードルもラク。

 

そして、法学部でそんな話を

仲間たちとしていたが故に、

自分がしっかり自立していれば、

(特に経済的に)

事実婚だからと言って

特にデメリットも無い、と

知っていました。

現に、事実婚の弁護士さんは

けっこういます。

 

そんなこんなで

迷うことなく、

事実婚を選んだ私でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事実婚を選んだワケ(その4)

さて、慣れ親しんだ名字を変えるのが

嫌だったと書きましたが、

嫌以外にも理由があります。

 

結婚すると多くの人が出すだろう

配偶者と連名になっている年賀状。

その多くは、

当たり前のように、まず夫の名字、

名前があり、

その次に妻の名前だけがあります。

 

これが私、あんまり好きでない。

たとえば、名字を変えた妻のほうが

友人だったとすると、

今まで一人の氏名で年賀状を

くれていた友人が、

急に「二人でひとり」になったみたいで。

(感覚の問題なので

気にしない人がほとんどなのでしょうが)

 

小さな頃から男女平等の教育を受けてきて、

自力で大学にも入り、就職し、

いろんな思いをしながら働いてきたのに、

あっさり「二人でひとり」みたいになるのは

私自身は、抵抗がありました。

 

そして、私が影響を受けてきた人には、

少なからず夫婦別姓事実婚

シングルマザーを貫いてきた人がいます。

 

今は政治家をされている福島瑞穂さん。

(私が学生の時、

著書を読んだ頃はまだ弁護士さんでした)

エッセイストの山本ふみこさん。

鍼灸師田中美津さん。

(新聞の連載をきっかけに

田中さんの東洋医学の本を買いました。

鍼灸院に通ったり、自分でお灸を

したりもする私です)

それから、作家のよしもとばななさん。

書ききれませんが、

まだまだ大勢おいでです。

皆さん、第一線で活躍されて、

とても生き生きされている。

 

名字を変えることなく、

自分らしくいられるのであれば、

そのほうがいいなあと

私も(結婚願望はありませんでしたが)

そう思うようになりました。

 

赤子が寝たスキに書いているので

まとまらなくてごめんなさい。

このテーマ、

まだもうちょっと書くかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事実婚を選んだワケ(その3)

事実婚と言うと、たまに

「パートナーはよくOKしたねー」と

言われることがあります。

彼は大賛成という感じではないにせよ

私の意向を聞いて

じゃあそれで行こう!という感じでした。

 

(余談ですが、この

ツマが夫側の名字になるのが当たり前っていう

雰囲気とか考え方が

私はあんまり好きではないです。

私の友人に、男三人兄弟の末っ子がいますが

彼は、女二人姉妹の長女と結婚しました。

ふたりで、彼女側の名字になることを

合意していたのに、

彼のお母さんの猛反対(「男が名字を

変えるなんてアナタ!あり得ません!」)で

諦めたのだそう)

 

そうそう、もう一つ

事実婚を選んだ理由があります。

 

私の父が、悪徳個人業者に

生前に貸していた土地(田舎なので

田んぼの余りの土地です)に

産業廃棄物を埋められ、

その後始末をめぐって、父の死後、

裁判沙汰が起こりました。

私がほぼ矢面に立っていたのですが

それはそれは疲弊しました。

 

法務部があるような

きちんとした法人が相手なら

こんなことは起きなかったのですが、

なにせ相手は個人業者。

けっこう偏屈な人らしく、

ほかにもトラブルの噂は聞こえてきました。

 

私よりは多いものの、

パートナーも多少珍しい名字。

この裁判沙汰のさなか、私がもし改姓すれば

電話帳をめくれば、彼の実家は

見当がつきます。

裁判相手の偏屈さを考えると

彼の実家に迷惑をかけないとも限りません。

(詳細を書くのは控えますが

相手は、想定以上の偏屈さを持っていて、

父の生前からすでに、

いろんなことが起きていました)

 

そんなこんなで

事実婚での船出?を選んだのです。

 

赤子が起きそう‥

いったんアップします^ ^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事実婚を選んだワケ(その2)

私が大学生の頃、

夫婦別性の制度化は

時間の問題と言われていました。 

世論もそんな感じでした。

 

法学部にいたので、

男子含めて、そんな話をすることも

よくありました。

 

(1996年には法制審議会が

選択的夫婦別姓制度を導入する

民法改正案をまとめていますが、

「家族制度が崩壊する」という保守層の反対で

いまだ実施には至っていません)

 

同じ大学に通っていた友人は

ゼミで家族法を専攻していたのですが、

担当教官は、夫婦別姓を議論する

政府のある公的会議のメンバーでした。

が、保守系のメンバーが意図的に

毎回出席せず、(定足数にならない

ことから)流会になるので、

教官は、議論以前の問題だとおっしゃり、

えらく憤慨していたそう。

 

日本は、

どう生きたい、って個人の気持ちよりも

家族制度が壊れる、って、

国や統治者の理論

(理論というより、ある意味、思い込みかも

しれませんね)を優先するんだなと

その時思ったものです。

 

そして、人の気持ちがどうあれ

そうした為政者の理論優先で

国が動いていることに

気づいていそうで

みんな意外と気づいていない。

 

そういう「〜するべき」とか

「〜するのが当たり前」って、

意外と、そもそもは、押し付けられたものか、

為政者が仕組みとして考えたものに過ぎないと

その時、思いました。

(これは夫婦別姓だけに

とどまりませんが‥)

 

じゃあ、一度きりの人生、

そんなものにとらわれず、

自分のやりたいようにやろう、

私は、そう考えるように

なりました。

 

「私は別姓で行きたいわー」と言っていた

当時の大学時代の友人には

私のほかにも、

実際に夫婦別姓を貫いている子もいます。

離れているので、そんなに会うことは

ありませんが、

自分が事実婚を選ぶにあたって

先駆者?がいることに

ちょっぴり勇気をもらいました。

 

法学部はけっこう理屈臭いところで、

右脳人間の私には合わないなあーと

転部を考えたこともありましたが、

 

長い目で見ればいろいろと

得るものがあったなぁと

思いもする私です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事実婚を選んだワケ(その1)

事実婚なんですよーと言うと、

いろんな反応があります。

いいね!とか、

詳しく教えてください!とか

(これは隣の課の若い後輩ちゃん)、

現代っぽいね!とか。

 

理由はいくつかありますが、

まず、自分が姓を変えたくなかったこと。

 

私、なかなか珍しい名字です。

ハンコは特注でないと買えません。

学生時代の友人は、その多くが

私のことを名字(呼び捨て)で呼びます。

 

小さな頃からこの名字が好きだった私、

別の名字に変える‥ってことに、

とても抵抗がありました。

 

もちろん、好きな人と同じ名字にしたい!と

言う人の気持ちは分からなくはありません。

私もそう思ってたこともあります。

(中学の頃ですが‥)

 

でも、名字はもう完全に自分の一部で

(親には申し訳ないのですが、

名前よりも名字に愛着のある私です)、

やっぱり、変えたくなかった。

 

長くなりそうなので、

続きます。

 

 

 

 

 

赤子とネコ(その3)

赤子とネコの似ているところ、

その3です。

 

赤子が寝ております。

ようやくこっそり彼女の爪が切れる‥。

起きている時は絶対爪を切れないのは

ネコと同じです。

(ちなみに伸びが早いのも同じ。

赤子は週一ペースで切ってやります)

 

そして、空き箱が好きなところ。

ネコはよく、空き箱に

その立派なカラダをむりやり押し込んで

スゴイ姿になっていることがありますが、

赤子も全く一緒。

 

今のアパートは仮住まいのつもりなので

家具は買わないというポリシーのもと

赤子の服はダンボールに入れておりますが、

その箱を寄こせ、と最近主張する赤子。

 

仕方ないので取ってやると

中身の服をぜんぶ放り投げ、

自分がちんまりと箱に入ります。

乗り物に見立ててちょっと押してやると

ニマニマ顔の赤子。

これで満足のようです。

安上がりだなあ‥。

 

すごい姿で寝るところ。

ネコはよく、信じられない格好で

寝ていましたが、

(舌もよくしまい忘れ、

口からのぞいておりました)

いやいや、赤子さまも。

 

先日は友人の家で

お尻を天高く突き出したまま

うつ伏せで爆睡。

友人に写真を撮られておりました。

(ええ、私も喜んで

撮影しましたとも)

 

最近は赤子、よく仰向けになり

お腹を出して寝ています。

ネコも、気を許した人の前でだけは

お腹を見せて寝ていましたが

(お腹は弱点らしいので

よほど気を抜いている時だけです)

これも同じだなあー。

 

そんな赤子、テレビでネコを見ると

にゃんにゃん、と言うようになりました。

私もまたネコのいる生活がしたいです。

いつかネコ飼おうか、赤子ちゃん。