大丈夫な日記

41で事実婚、42と43で出産、なんとかフルタイム勤務中。

1歳1ヶ月

赤子、知らぬうちに

奥歯が一本生えました。

(もと歯科技工士の

パートナー父が発見)

あらー、立派な歯。

かたや、言われるまで

ぜんぜん気づかなかったハハです。

 

そして、ふらふら歩きも

だいぶ距離が伸びてきました。

途中でバタン!となることもありますが、

噂に聞いていたように

いきなり後ろに倒れて頭を強打!はなく、

なぜかお尻を先につきます。

赤子なりの受け身?を取っているようです。

おー、リコウだねえ〜。

 

そしてこちらのやることを

日々観察しているようで、

最近は自分でミルクを作りたがります。

どんな赤子や‥。

 

もちろん、よいこと?ばかりでなく

最近、ウンチが出ると

ギャン泣きするようになりました。

不快なのか、教えてくれているのかは

分かりませんが、

オムツ替えが終わるまで泣きっぱなし。

寝せて替えようとすると

身をひねって嫌がります。

あー、こりゃ大変だあー。

 

先日も出かけた先でそんな目にあい、

赤子の泣き声で騒音マックスな中、

赤子が暴れないよう必死で押さえながら

オムツ替えをする羽目に。

なかなか疲れます‥

 

そんな毎日。

私はだんだん胎動も激しくなってきて

お腹もポコリと出てきました。

 

さすがに楽しむまでの余裕はなくて

まあ、なんとか日々を過ごそう、

そんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滋賀・彦根のカフェ「vokko」

安定期のお祝い?に

一泊二日でささやかな一人旅に出かけました。

赤子を預かってくれた母に感謝です。 

 

今回の行き先は滋賀。

本州で行ってない都道府県は、滋賀と

あと一県だけだから、という理由で

今回、滋賀を選びました。

(通過は数に含めず、

あくまで目的地として

行ったことのない都道府県のみを

カウントです^ ^)

 

昔は下調べもカンペキに

念入りに日程を組んで出たものですが

だんだん旅の準備もいいかげんに‥

むしろ、予定になかった行き先が

面白かったりするので、

どうしてもここは外せん!な所以外は

ほぼ予定を組まず、

ふらりと出発するように

なりました。

うーむ、旅の醍醐味。

 

そんな今回、

どうしても行きたかったところが

タイトルに挙げたカフェ。

琵琶湖沿いです。

(琵琶湖の周りには

カフェがけっこうあります〜)

 

交通機関もあまり無いので

レンタカーを借りて

ひとり、ふらりと寄ってきました。

 

琵琶湖はとても大きく

近くにいると海にしか見えません。

あいにくお天気がイマイチだったのですが

かえってお客さまも少なくて

のんびり、一時間ほど

カフェでぼーっとしてきました。

普段、赤子がいるとまずできないことです。

あー、ありがたや‥T_T

 

さて、このお店は北欧雑貨店を併設していて、

現地で買い付けてきた

アンティーク食器なども売られています。

 

私は15年以上も前に

北欧デザインにハマり

(一人旅などもいたしました。

物価が高かったなあ‥

日本で昨今ブームの

ミニマリズムにハマったのもその頃)、

もう今は当時ほど熱を上げてはいないものの、

 

久しぶりに、かの地のプロダクトを

たくさん見て

やっぱりいいなあ‥と

思いました。

そうそう、カフェのほうでは

そんなアンティーク食器で実際に

お茶やデザートが供されます。

なかなか贅沢なことです。

 

こうして時々、ココロのシワ伸ばしをしながら

(一人旅はまたしばらくお預けですが)

また育児生活に

戻るとします。

母よ、ありがとうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が思う、安産のコツ(その2)

前回の補足をちょっと‥

よく、安産のためには歩けと言いますが

あれって、体力作りのためではないと

私は思っています。

 

私、昔からさんぽが大好きですが、

それで体力がついたと

思ったことは皆無です。

だから、なんで安産のためには

歩けと言うのか不思議でした。

 

そんな前回のニンプ生活中。

たまたま読んだ、ある助産師さんの本に、

安産のためには

妊婦は毎日ぼーっとのんびり歩いて

余計なことを考えずに

心身を野生に戻せというくだりがあり、

あ!それか!といたく納得したのです。

 

それで、なるべく日々

ぼーっと歩くように心がけました。

(ニンプになる前から

そんな散歩はよくやっていましたが、

ますますぼーっとするよう

のんびり歩きました)

 

そして実際、確かに、出産は頭で考えて

やるようなことでは

ありませんでした。

誰にも教わってないのに

カラダが自然にこなしていく感じ。

カラダの本来の持つパワーに

本当にびっくりしました。

 

これは出産後のことですが、

たまたま行き当たったブログで

毎日7〜8キロ頑張って歩いていたのに

超難産で、次の出産が本当に怖いという

記事を見つけ、

もし前述の助産師さんの本が

本当のことを言っているのなら、

この方は頑張って歩きすぎたのかもなあと

ちょっと思いもしました。 

(もちろん元々の体質とか

赤ちゃんの大きさとか、いろんなことが

出産には絡んでくるので

それだけではありませんが)

 

また、スポーツ選手はインナーマッスル

発達し過ぎているので

難産が多い、とも聞いたことがあります。

過度な運動は、ひょっとしたら

出産には良くないのかも知れません。

あと、あまり頑張って歩くと

脱力もできないしなあ‥

頭もカラダも緊張状態のまま知れません。

 

‥そんなことを思いました。

 

いずれにせよ、

出産はなかなか大変なことです。

これを読んでくださっている皆さまが

スコーンと安産でありますよう、

(そして私も数ヶ月後また安産できますよう)

祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が思う、安産のコツ

安産にはコツがあるんじゃないか。

そんなことを考えたのは

もう10数年前になります。

 

それは、知人が丸2日陣痛に苦しんだ時の話を

聞いたときのこと。

最後、様子を見に来たベテラン助産師さんが

意識が朦朧とする彼女に

「こんなに全身に力を入れてたら

絶対産まれないわよ、あなた!

とにかく力を抜きなさい!」と叱咤し、

それでようやく子どもは生まれたそうです。

 

私より少し前に、後輩が出産することになり

思い出してその話をしたところ、後になって

「すんごく役に立ちましたー。

安産のコツって、脱力だと思います〜」と

ニコニコしながら彼女は話してくれました。

 

そしてその頃たまたま、

ブックオフで買った本で

ゆる体操」の存在を知りました。

簡単に言うと、カラダ全体を脱力して

ゆるめてあげることで、

痛みやコリを取り、カラダ全体を調整して

楽にしてくれる体操です。

(興味のある方はググってみてください。

私は機会に恵まれ、

一年ほど習いにも行きました。

脱力の大事さと、ふだんいかに

カラダに余計な力を入れて暮らしているかを

実感しました)

 

そしていよいよ?出産は私の番。

ネットだの雑誌だのには

深呼吸が肝心、とばかり書いてありますが

たぶん、深呼吸そのものじゃなくて

(カラダを硬くしたまま深呼吸しても

全然意味はないだろう、と勝手に理解)

深呼吸して、同時に全身の力を抜くことが

肝心なんだろうなあ〜と思いました。

 

あとたぶん、怖がらないこと。

怖がると余計に怖い気がしたので

ネットの「陣痛辛かったー」みたいな話は

極力見ないよう、避けました。

(怖がるとカラダもこわばるし‥)

見るなら「こんなにラクでしたアハハハ」系を

選んで見ておりました。

 

陣痛は噂どおり?、

だんだん強くなってきましたが

ひたすら息を吐くことに集中。

長く吐いて、同時にカラダのチカラを

だらーっと抜きます。

 

これを繰り返し、

ありゃ痛いなあ、と思ってから3時間。

赤子はスコーンと生まれてきました。

(ちなみに、もっと早く生まれても

よかったそうですが、

赤子がなかなか下に降りてこなかったそう。

ためらっていたのね、赤子くん‥)

 

結局、ひと言も痛いと言うこともなく

(外で待っていたパートナーは

あまりの静かさに、生まれたと

気づかなかったそうです)、

拍子抜けした私。

痛いことは痛いのですが、

叫ぶほどのこともなかったのです。

息を吐いて脱力していれば

のがせた痛み、とでも言いましょうか。

 

あと、噂の脳内麻薬。

マックスに痛いときに、脳内に出るという

あれです。

私、なんとなくそれを感じておりました。

痛いのですが、

大丈夫な感じ、とでもいいましょう。

どことなく、ほわーんとして

現実味がない感じで

出産は終わりました。

 

出産は何があるか分かりません。

私はたまたま早かったのかも知れません。

 

でも、チカラを入れてガチガチに緊張するより

こうして脱力したほうが

心身ともに楽に終わるのは

間違いない気もします。

少なくとも私は出産、かなり楽しかったです。

 

息を吐いて脱力、は他にも

なんとなく体調の悪い時とか

緊張している時など

かなり役に立ちます。

寝る前にやると、眠りに落ちるのも早くて

疲れの抜け方も違います。

 

そんなわけで

個人的な話でした。が、

誰かのお役に立てばいいなあ〜。

 

 

 

再びニンプになった

お腹にもうひとり赤子がやってきました。

安定期に入り、ちょっと安心の日々です。

 

産院の待合でこれを書いていますが、

前回のニンプ生活は本当に楽しくて

(自分のカラダにこんな機能?が

備わっていて、

頭とはうらはらにいろんなことを

してくれる?のは大きな発見でした)、

病院大キライだったくせに

通院も楽しみだったので

(経過に大した問題がなかったというのも

大きいと思いますが)、

 

人生でまたニンプ生活を送れるのは

個人的には、かなり嬉しいことです^ ^

 

そして今回の赤子はすでに

超・蹴りが激しく、

(どんな暴れ馬が入っておるのやら‥)

すでにおてんばと化している赤子その1と

合わせて面倒を見ていくのは

大変だろーなー、とは思いますが

(ほぼ年子(としご)なので

自分の時間はしばらく皆無だな‥)

まあ、なるようになるかなあ。 

 

そして安定期のうちに

ライフワークの一人旅にも

行ってみようと思っています。

(上の赤子の時もお腹を抱え

青森に旅しました)

まあ、一泊が限界ですが‥

 

たぶん人生で最後のニンプ生活なので

楽しもうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひふみん日めくり

しばらく探していたものを

書店でたまたま発見。

「ひふみん日めくりカレンダー」です。

元プロ棋士の、ひふみんこと

加藤一二三さんの金言(きんげん)と

コメントが書いてあります。

 

ひふみん大好きな私、

久々に、見るなり迷いもせず

日めくりをむんずと掴んで

レジに走りました。

 

彼の、哲学を持っているところと

(一つの道を究めた人って

さすが違いますね)、

それでいて相反するような、

あの「抜け感」とを

併せ持っているのが

どうにも好きなのです。

 

母もひふみんが好きとのことで、

その日めくりは

実家のお手洗いに鎮座しています。

 

彼の含蓄深い言葉と、

独特のコメントを見るのが、

実家に帰った折の楽しみの一つです。

ひふみんファンのみなさま、

なかなかイイですよ、日めくり^ ^

 

それはそうと、

赤子になってほしい職業とか

やってほしい習い事とか

一切ナイ私ですが、

(赤子がやりたいことを

やってくれれば十分です)

 

もし、教育方針?があるとすれば、

真の意味できちんと自立して

社会で生きて行ってほしいということと、

あと、自分も他人も許せる

ゆるみのある人に

なってほしいということ。

 

今まで

そうでない人をたくさん見てきましたが

皆、生きづらそうでした。

 

人生にはいろんなことがあります。

自分の意思には反したことも

たくさん起こります。

自分も他人も、ちょっと手綱?を

ゆるめてあげると、だいぶラクに

なるのになー、と

いうことがたくさんあります。

(エラそうに書いてる私だって

余裕がなくなると、

できない自分にいらだったり、

他人さまに腹が立ったりもします)

 

そんな時、ひふみんのような、抜け感が

ある人を見ると、

ふっと気持ちがラクになります。

いいなあ、あの感じ。

 

パートナーとたまに話すのですが、

今の社会では、あまりしっかりしてないほうが

生きやすいのかも知れません。

 

しっかりし過ぎると、

仕事が増える(できる人に仕事って

どうしても集まってきますよね)。

家事も育児もエンドレス。

ストレスが増える。

許せないことも増える。

敏感過ぎれば、病気になったり

メンタルをやられたりもします。

 

時には気を抜いたほうがよいのです。

テキトーってすばらしいなあと

いつも思います。

そして、いつもカンペキな人より

お茶目な間違いをする人のほうが

実際、みんなからも愛されます。

 

ひふみんの笑顔を見ながら

そんなことを思う私です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人に施す(ほどこす)ということ

赤子、ごはんタイムに時々、

食べているものを私にくれようとします。

かじりかけのニンジンとか‥σ^_^;

一口もらうと、それはそれは嬉しそうにして

また自分のぶんを食べ始めます。

 

実家のとなり集落には、小さな寺があり

ご年配の尼さんがひとり住み、

皆にあんじょさん(尼女さん?)と

呼ばれ、親しまれていました。

 

我が家でも家ぐるみで

仲良くしていただいており、

私や弟は、

よくお菓子をもらったりもしました。  

 

そのあんじょさんから聞いた話。

なんでも、あんじょさんは

しょっちゅう懸賞のたぐいに当たるのだそう。

商店街の福引きなどでも

よく一等を引き当てていたそう。

 

なんでですかねー?と訊いたところ、

人に施す(ほどこす)からじゃないかねえ?と

あんじょさんは笑っておられました。

立場上、いただきものも多いそうですが、

最低限必要なもの以外は

喜んでくれそうな人にそっとあげるそう。

 

施す、って、目上の人が目下の人に‥って

イメージがありますが、

仏教ではそういう意味ではないとも

おっしゃっていました。

上下関係なく、

余力をちょっと他人に差し出す

そんなイメージだとか。 

 

うちの祖母とも仲の良かったあんじょさんは

数年前に亡くなられ、

もう会うことはできないのですが、

赤子を見ていて、ふっと

その話を思い出しました。

 

願わくば赤子も

モノやチカラは独り占め、じゃなくて

他人さまに施しのできる人に

なってほしいなあ〜。

 

もちろん私も、そうありたいと思います。

育休中、なかなかままなりませんが、

それでも自分の子と家族のためだけ、でなく

他人さまに何かを、

そう思います。